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こんばんは。空気階段の水川かたまりです。本名は水川航太といいます。この世界を太く逞しく航海していって欲しいという願いを込めて両親がつけてくれました。
この度、映画という名の海に出ました。監督という船長の元、芝居という船に乗って、お蔵入りという暗礁に乗り上げることもなく、なんとか目的地という名のゴールまで辿り着きました。
難しいので海になぞらえるのはここでやめます。すみません。
クランクインした頃は右も左もわからなすぎて、正直、前も後ろも上も下もわからなくなっていました。しかし、監督をはじめ、共演者の皆さま、スタッフの皆さまが生まれたての子鹿に接するが如く本当に優しくしてくれたおかげでクランクアップの頃には、空絵、フィックス、尻ボールドなどたくさんの業界用語を覚えることができました。本当に感謝の大航海でした。
頑張って死に損ないましたので、どうか全員スクリーンでご覧ください。
あえて言わせていただきます。
この映画は、うだつのあがらない主人公と、彼にとり憑いたうっとおしいオジサンを二時間眺め続ける映画です。
水川かたまりさん演じるやたらとまばたきの多い主人公と、私演じるとにかくしつこいオジサンの二人組なんて、普通に考えたら5分で見飽きることでしょう。
ですが、あえて言わせていただきます、二時間まったく見飽きない作品となっております。
これはひとえに、田中監督の脚本&演出のマジックによるものです。
そのマジックに、ぜひ映画館でどっぷり浸っていただけたら幸いです。
『死に損なった男』が、ついに情報解禁ということで、ほんとうに嬉しく思っています。
現場で、みなさんのお芝居を感じながら、自分がどんどん自由に、解放されていく感覚がありました。
笑いが絶えないあたたかい現場でした。
本作はユーモアを交えながら、緊張感ある中で逞しく進んでいく優しい物語です。
ぜひ劇場で、体感してほしいです。
普段優しそうに見えるけど人としてダメな悪い男、いわゆるDV野郎を演じました。今までやったことのないキャラクターなので、自分なりに楽しんで怖そうな人をやらせていただきました。
役者さんも素晴らしく、個人的に水川かたまりさんの演技が面白いというかとても素敵で撮影中ずっと見ていられました。田中征爾監督とのタッグでとても良い世界観になっていると思いますので映画『死に損なった男』を見損なわない様にぜひ劇場に遊びに来てください!
竹下希役を演じさせていただいて、希の仕事がとにかく大事で物事をはっきりと伝えるちょっと強めな性格が自分自身の性格と重なる部分があり、演じていて共感する部分がたくさんありました。
水川かたまりさん演じる一平さんが死に損なう事で様々な変化や出来事が起こっていきます。
かたまりさんにしか出せない空気感が映画全体を包みこんでいて、ご一緒させていただいて演じながら私もとても心地が良かったです。
見終わった後に明日ももう少し自分のペースで頑張ってみようかなと思っていただけたら嬉しいです。
映画『死に損なった男』で描かれるのは、どこかで自分の人生を、「生き損なった人たち」の姿だと思う。
「死と生」が隣り合わせのように、「夢と挫折」も、「笑いと涙」も、「希望と絶望」も、やっぱり表裏一体なのだと、この映画から教わりました。
主演・水川かたまりさんの美しい瞳と横顔が、とても印象に残っています。
ぜひ、劇場でご覧ください。
13〜14年前にふとメモ帳に書き込んでおいた物語設定が、こんな素敵な座組で実現するとは思っていませんでした。コロナ禍もあり実現までかなり時間がかかりましたが、ここまで関わってくださった全ての方に深く感謝しています。
そして水川かたまりさんの主演デビューを直接目撃できたこと、本当にラッキーでした。カメラを回す度に嬉しい気持ちにさせてくれました。そして正名僕蔵さん、唐田えりかさん、喜矢武豊さん、堀未央奈さんをはじめとするキャストの皆さんそれぞれが人間臭さと遊び心でもって演じてくださったことで、楽しい映画が出来上がったなと思います。
劇場でお待ちしております。